更新しない日のほうが来てくれる方が多いのは
気のせいでしょうか。
昨晩ビール製作を始めました。
手順はこんな感じです。
こちらで販売されているビール製作キットや
レシピの多くは5ガロン(20リットル)が基本なので、
かなりの量が出来ますよ。うひひ。
まず10リットルのお湯を沸かし
麦芽を投入、色と風味をつけます。
20分ほど70度程度で煮ます。
麦芽を取り出し、
沸点までお湯を温め
モルト(パウダー、もしくは缶詰)、
ホップ(苦味をつける)を投入。
45分ほど沸点近くで煮ます。
沸騰後30分に次のホップを投入。
(芳香を向上させるホップ1)
アイリッシュ・モス投入
(臭みを取るため)
沸騰終了2分前に匂い付けのためのホップその2を投入。
モルトやホップの種類と量は作るビールによって違います。
特にホップは苦味や癖を左右するので、
投入する時間や量が重要なようです。
今回は自分一人で作るのは初めてということもあって、
専門店の人が調合してくれたレシピに沿いました。
火を止めた後はスープ(ワート)を冷やします。
その間一次発酵の樽を殺菌洗浄したり、
イースト(酵母)を戻したりします。
のめりこんでいる人たちは液体状のイーストを使うのですけど、
今回は醸造用ドライイーストを使用しました。
(値段がかなり違うため)
一般的に液体イーストの方が純度が高く、
成功の確率が高いとの事です。
今回のドライイーストはお店の人のお勧めで、
純度もかなり高いとのことだったので期待。
ワートがある程度冷えたら、一次発酵の樽に移し、
あらかじめ冷やしておいた残りの10リットルの水を加えて
ワートを20度程度まで冷やします。
ワートをそのまま入れる人も居るのですが、
今回はレシピに従ってサイフォンを行い、
ホップのかすを一次発酵に持っていかないようにしました。
そして樽にイーストを投入し、
パッキンを閉めてエアロックをつけてとりあえず作業終了。
エアロックは発酵で出たガスを外に逃がし、
外からの空気は入れないようにする器具です。
一次発酵の温度は低い(15度程度)方が
このビール(ラガー)にはいいのですけど、
自分のアパートには地下室は付いていないので、
25度程度の発酵になります。
まさかビールのためにクーラーを
かけるわけにもいきませんしねえ。
発酵温度の高いエールを作るはずが
間違ってラガーの袋を開けてしまったのです。
ラガー酵母でもエールの温度帯で発酵をきちんとするというし、
今朝覗いてみたらもう発酵が始まっていたので、
いいスタートなのではないでしょうか。
あとは一週間ほど一時発酵をおこない、
二次発酵用の樽に移し、
さらに一週間から二週間で瓶詰めです。
ワインと比べると工程が短いので、
楽しみですねえ。
ちなみにレシピはこのビールのコピー。
Sam Adams
どうなることやら…。