今週の映画:その1
"Lady Killers" 邦題「レディ・キラーズ」
「ファーゴ」「ビッグ・リボウスキ」のコーエン兄弟の作品です。
今回は南部の小さな町が題材。
トム・ハンクス(自称「教授」)率いる
ちょっと頼りない泥棒の一味がトンネルを掘ってカジノから
お金を盗み出すと言うお話。
コーエン兄弟の南部文化への傾倒が
しっかり生きていて、ゴスペル音楽がいい感じです。
(「ビッグ・ブラザー」はまだ見たことないので、次の機会に…)
コーエン兄弟の映画って、妙な「間」があるんですよね。
人によってはテンポが悪いと映るかもしれませんが、
それがうまく映画の内容にはまると、
話の進行にうまい影響を与えて、
キャラクターをより深く楽しむことができると言うか、
キャラクターに対する妙な親近感を生み出すのです。
(「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」の
ウェス・アンダーソン監督もキャラクターに
付加価値を加える技法を好んで使うような気がします。
彼の場合はもう少し手が込んでいて、
「ごちゃ混ぜの情報」の感じですが。)
閑話休題:今回の映画もその「間」は顕在していますし、
映像も相変わらず独特の美しさがあったのですけど、
トム・ハンクスのあの形での詐欺師の役割は
ちょっと無理があったような気がしました。

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